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カブ好きは丸目好き?

カブ好きの間では、とりわけ丸目のカブの人気が高いようです。

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確かにカブと言って最初に思いつくのは丸ライトの古典的なカタチのアレですね。


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2012年にJA10型の多角目(吊目の六角形?)になってから、スタンダードな民生カブから丸目が一瞬消え(※リトルカブはあった)、2013年にクロスカブがデビューすると急速に見掛けるようになりました。
それだけ市場は丸目のカブを待ち望んでいたのかもしれません。 ※現に110の丸目やカブ90DXなどは高騰気味。


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カブが好きな理由の筆頭はレトロなデザインに惹かれるオーナーも多いのかなと思います。


また、あだたらカブミーティングでのアンケートでも、
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カブを好きな理由の1位が「デザイン」だったことでも、外見を重視されていることが分かります。


今年の第2回あだたらカブミーティングにおいても、角目のカブは・・・、
 カスタム・・・3台
 タイカブ系・・・2台
と、78台中5台のみ。 実に94%が丸目と、いかにカブファンに丸目が好まれているかが分かります。


確かにスタンダードな丸目カブのデザインはシンプルでスッキリした所が好まれるのだと思います。
そう思ってしまうと角目のカスタムシリーズが俄然ダサく見えてしまう時期がありました。

若かった頃はどのカブ(メイトやバーディも同)を見てもダサいと思っていたのですが、丸目のスタンダード系が本流と気付くやちょっと架装されたカスタム系には拒絶反応すら覚えるありさまでした。

しかし、今はそんなことも無く、角目もいいなと思うようになりました。 特に初期型の淡いブルーのSDXなんて最高だと思います。

丸目が高騰している現在、程度の良い角目を狙うなら今かもしれません。(^^)



角目のカブが最初に登場したのは、今から31年前、1982年のことです。
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'82 スーパーカブ50SDX (スーパーデラックス
カブ50史上最高の5.5psを誇る高出力でありながら、150㎞/Lの超低燃費も実現。

明らかに既存の丸目カブの上位機種としての位置付けでした。
何といっても“スーパー”で、“デラックス” なのですから。(^^)

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こちらが同時期の C50スタンダード
明らかに華やかさに欠けます、私もこの時代だったら間違いなく角目のSDXを選んでいたと思います。


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'82 赤カブ(SDX)
なお、スーパーデラックスの最上位機種として、伝説の赤カブがデビューしたのもこの年です。


そして翌年、
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'83 スーパーカブ50スーパーカスタム
出力は5.0psにダウンしますがトルクは0.48→0.5㎏-mにアップ、そして燃費は更に向上、前人未到の180㎞/Lをマークし、以後不滅の記録となります。
やたらスーパーが付く名前には訳があったのです。(^^)
50㏄に関してはこの時から
 丸目:スタンダード、DX
 角目:スーパーカスタム
と、区分けがされ始めます。
※70と90の角目はSDXのまま'86まで販売


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'86 スーパーカブ50カスタム
“スーパー”が取れ、馴染みのある名称に。
 丸目:スタンダード、DX
 角目:カスタム
なお、70と90も同様の名称に統一され、セル付きのみの設定となります。


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'88 スーパーカブ50カスタム 30th Anniversary
カブ誕生30周年記念モデル



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'88 カブ100EX (タイカブ)
日本以外は早くから角目でした。
以外にも丸目が好まれるのは日本だけのようです。



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'98モデル
この頃になるとカラーリングの変更程度、円熟期です。
おそらくセル付きやメータ内の燃料計を好むお歳を召した方からの需要もあり消すことができなくなっていたのでは?とも考えましたが、燃費ナンバーワンの称号を譲りたくなかったのだとも思います。



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'99モデル
高年式型にはシルバーも見掛けますね。



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'07モデル
50cc全車にインジェクションが採用されます。
※黒いクランクカバーが外見上の見分け方です。



この後設計を変えることなく、2012年のグローバルカブへの引き継がれます。
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'12 スーパーカブ50

フルチェンジにより丸目・角目両方のカブの性質を受け継き一本化、新たなスタンダードモデルとして生まれ変わったといえます。 ※どちらかといえば角目の正常進化版と思えます。


あえて色気を出すことなく、様々な要素を割り切ることでビジネスモデルの原点に立ち返った、これが本来のカブの姿なのかもしれません。
そして評価が付いてくるのは空気のような存在になってからかもしれません。 若いころ興味を示さなかった私たちのように。

となると現在のカブの評価が分かるのは50年後ということに・・・。(^^;)

いずれにせよカブにとって歴史的転換期となった2012年、その時代に立ち会えた私たちは貴重な生き証人なのかもしれません。




レトロで慎ましい佇まいの丸目カブ、今でもリトルなら買えます!
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リトルカブ 55th Anniversary Spl.
スーパーカブの生誕55周年を記念したスペシャルモデル
赤いリムがポイントです。 シートとサイドカバーの千鳥格子柄がお洒落です!
1月26日までの期間限定受注、特に赤は 赤カブの復刻ともいえるレッグまで赤の仕様です。
セル付きのみの設定となり、価格は249,900円

リトルカブは一度カタログ落ちしたはずですが、さりげなく復活していたところをみると、丸目の要望が多かったのかもしれません。
しかし、いつ消えてもおかしくないモデルなので、これが本当に最後となるかも?


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by love_cub | 2013-12-20 07:00 | カブ | Comments(5)
Commented by sirocub110 at 2013-12-20 12:52 x
やはりカブは丸目が似合うかな・・・

最新の角目カブ不評なのは中国で作ってるから???

昭和47年ごろ 兄が読んでいた「ホンダ商法」って本を何気なく読んでましたね
カブはホンダが経営に苦しんでいた時期に生まれ 会社を立て直すまでに寄与した商品ですね・・・

ヤマハもスズキもカワサキもカブのマネをしたのですが 
今やカブしか残ってませんね(笑

love_cubさん なぜなのかいちど掘り下げてみてください (^^;)
Commented by 百豚 at 2013-12-20 23:49 x
お晩でございます。ようやく雨があがりました。
ま~、好みの問題なのでしょうが、乗り物への思い入れというか、擬人化というか、何となく丸目が好きです。
カブを認識した時、たまたま最初に丸目を見たから、刷り込まれたんですかね~?
卵から孵った雛が、最初に見た物を親と思い込むよな感じなんでしょか⁇
Commented by love_cub at 2013-12-21 06:13
>sirocub110さんおはようございます、
生産国へのこだわりを持つ人も多いですよね、そんな話は良く聞きます。
お兄さんの本、興味ありますね。カブの大ヒットは製品としての魅力はもちろん、確立化された販売網にあったと思います。全国5万店の自転車屋に送ったと言われる親書、更に'61にはマン島や世界GPで優勝を総ナメ、海外でも人気を博しました。このへんの歴史は読むと感動ですよね。
カブの人気が強いのは、ホンダが愛される理由があったからだと思います。 掘り下げですか・・・もっと勉強したら考えさせてください。(^^;)
Commented by love_cub at 2013-12-21 06:35
>百豚さんおはようございます、
刷り込みとは面白いかもしれませんね(^^)。確かに身近に丸目を見ていたらそうなるかもしれません。
それだけ丸目は普及し、デザイン上でも好まれていたということかもしれませんね。(^^)
Commented at 2013-12-30 20:24 x
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