「あだたらカブの会」会長のカブ紹介、今回は2台あるCT110のうち「2号車」と呼び普段使いにしているほうのCT110の紹介です。
HONDA CT110(オーストラリア仕様) ・製造1993年、販売年2003~2006年? ※スペックは前回「会長の宝物②~」をご参照ください。 こちらもオークションにて購入したもので、走行3,300㎞ということでだいぶ期待していたのですが、実際に引き取りに行った会長は、実車を見てショックを受けることになります。 購入経緯は不明とのことで、個人でバイク取引をしている方の出品でした。オークションの写真でメーターが違っていた(国内版?の副変速レンジのないもの)のは気になったところでしたが、走行3,300㎞ではあり得ない使用感です。他にもクラッチカバーに凹みがあったり、テールレンズが国内仕様だったり、ワイヤー類の取り回しがめちゃくちゃだったりと、疑義が満載のはっきり言ってしまえば“ハズレ”な取引となりました。 持ち帰って各部をバラし始めると更に衝撃が。ステムナットが手で緩むくらいだったり、試走行でヘッドライトが落ちたりと、素人以下の組み付けで、最悪なのはステムを含むフォーク関係が歪んでおり真っすぐ走らないことでした。 状態から察する限りフロント周り事故車で(フロントホイールなどキレイな部分もありました)、目立つ部分だけ交換しただけのお粗末な状態でした。走行距離も1万㎞以上は走っている感じです。 それにもめげず会長はトップブリッジなどの部品を発注し、再生を試みました。 すでに程度の良いCT110が買えるくらいお金を注ぎ込んでしまいましたが、「事前に確認するべきだったな、でも良い勉強になった」と、どこまでも前向きな会長です。 フロントフォークをO/Hした際は、ワ○ーズの社員と相談のうえオイル粘度を決定したほどの念の入れようです。その甲斐あってフロントの作動はとても柔軟性があるものになりました。 フロント廻りの調整も完了し、車体をカスタムする余裕も出てくると、外装を北米の「TRAIL110」仕様にすべく「オープンチェンケース」「ステッカー」などでカスタム。1号車との差別化を図りました。 この2号車は、ふだんのトレッキングやショートツーリングで使用しており、特に未舗装路を含むコースで活躍しています。会長曰く「どこを走っても楽しい、ガンガン走れる」とのこと。 また、エンジンの調子は1号車より良いくらいで、いい感じに各部のアタリが出てきているのかもしれません。エンジンを掛けてもらいましたが、CT110特有の弾けるような乾いた排気音が印象的でした。 CTを3台も集めて、もうこれで気が済んだかと思いきや、いつの間にか更に1台、オレンジ色のC50を購入していた会長でした。もはや会長のカブ熱を止められる者は誰もいません。 このC50については様々な物議を醸し出しそうなのでまたの機会に…。 以上、会長の愛機(カブ)紹介、第3回でした!
by love_cub
| 2012-06-10 21:05
| 愛車紹介
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Comments(2)
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そうじ屋
at 2012-06-10 22:08
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最後のC50、Aモーターにあった車両ですね!
かなりの稀少車ですね♪
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love_cub at 2012-06-10 23:24
そうじ屋さん
このカブをご存じでしたか! 私の知る限り(カブの文献では)オレンジ色のC50は販売されていないのですが、このC50は樹脂パーツ類が元々オレンジなので、生産時からオレンジだったと推測されます。 まとまったオーダーがあればメーカー生産があったとの噂もありますがね。ホンダに聞けば分かるかもしれませんが、会長自身そこまで追求するつもりは無いようです。 機会があれば情報お願いします。
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