私自身は初めての参加です。※第1回は見学のみでした。 集合場所はあだたらカブミーの会場でもある「大玉村ふれあい広場」 ゆーぱぱさん、RC42さん、マー☆SANと、カブ友さんが続々集結。 やっぱりFIは良いですよね(^^) 皆さんとバイク談義をしていると、かなり速度に乗ったカブ音が接近してきました。 いつものマカブ(マグナ+カブにDOHC125を載せた化け物)の雄姿が見られなく残念…。 ※実は最初はマカブで向かったとの事でしたが、エンジンの不調でやむなく乗り換えて来られたそうです 8台でのマスツー、私は3番手を走り、私の前はyoshidonさんとお嬢様でしたが、お嬢様の走りはまだ1年とは思えないスムース&思い切りの良いものでした。 yoshidonさんの右後方にピタッ!と、常に一定間隔を保っていました。 初心者だとついつい車間が開き過ぎてしまうところですが、白バイの編隊飛行並の規律走行をするお嬢様を見て、つくづく血は争えないなと感じました。バイクに乗って1年そこそこ、それも10代の女の子というのがスゴいところです(^^) 今回から会場が滝桜駐車場となり、こちらのほうが案内看板が多いので他県からのライダーには分かりやすいと感じました。 カブ以外の車両で来た見学の方、またはカブで来てもエントリーしない方は別の駐車場が設けられておりました。 なお、エントリーできるのはカブだけではなく、 ・ヤマハ:メイト ・スズキ:バーディー ・カワサキ:カワサキペット もOKとなっておりました。 さて、ここからは私の趣味の参加車両拝見を… どちらも大変貴重な車両です、更にグッドコンディション! 繊細さとメカニカルさの融合個体です。 テールランプの形状から’65年式頃と推測いたします。 どこに置いても画になるバイクです。 リヤBOXの色…見覚えがあります、福島市のHさんかな? BOXのロゴがセンス良いです。LEDフォグランプも装着 年式を考えるとグッドコンディションの車両です。 ライト周りやエンブレムから90年台初頭のSTD系統を流用されているようです。細身のアンダーボーンフレームは補強入り、F及びRサスはリジット、セミアップマフラーはスクランブラーの流れを汲んでいるかもしれません。 ※開会式でオーナーが明らかになりました、平和を守るバッタライダーさんの愛機でした。という事は特装車両ですか、いくら調べても分からないはず(^^) こちらはあだたらカブミーにも毎回参加頂いていいるNさんの車両ですね。 当時から使い込まれたヤレ感は、カブ本来の美しさと言えます。このような使い方がカブにとっても幸せだと思います(^^) 角目のカスタムでチューニング車両を作成する人も徐々に多くなって来たように思えます。 アップマフラーをはじめとしたE/g周りが印象的ですね。 お隣のアバグリーンのC50も同じくらいの年式でしょうか、共にナックルガードを装着。 タイヤはミシュランM35とハイグリップタイプを装着、舐めてかかると峠の下りでは泣かされるかも。 スラントタイプの秋田風防を装着した「SIKA」カブ(Fフォークのシールが印象的でしたので)、ちなみに左側のFフォークには"N○KE"ならぬ「KANI」が! ※百豚さんにはご挨拶の際に貴重なカブに関する文献を頂きました。カブに関する書籍では草分け的存在の三樹書房のモノも多数ありがとうございます。また、90年台のカブのカタログ、初代及び225W時代のセローのカタログなども頂きました。大切に使用させて頂きます。 パッと目を惹くサモアブルーメタリック、なかなか探しても出て来ないのではないでしょうか。この時代のカブは車種のバリエーションが非常に豊富でコストも潤沢に掛けられた、正に栄華を極めた時代ですね。フロントバスケットの掘ったばかりのタケノコもGOOD! 通称「ビッグドラム」と呼ばれる(私が勝手に?)大径Fブレーキとマフラーガードが備わった人気モデル。排ガス規制前はの大型エアクリーナー仕様となります。ただ、外見が全く一緒で排ガス対策がなされた'00年式も存在します。※奥側のモデルはグラフィック変更後で最終型となる'01~'07年式 このオーナーさんは絶版のカブラシート(座り心地はコシがあって快適)や大型スクリーンで巡航の快適性を向上させておられます。 動力性能はノーマルでも充分、積載性や風防効果を高めるとツアラーとしての完成度がグンと高くなりますね。 Fフォークと心臓部はCD90を移植、純正でクロス気味の4速ミッションとの組み合わせはストリート最適仕様といえます。極力無駄を廃したスパルタンな外見はクールな印象です。メータバイザー、Fフェンダー、リヤのロールバーと組み合わせた燃料サブタンクのおさめ方もセンス良いです。ウインカーなどのパーツの選定もこだわりが伺え、完成形をイメージして作成しないとここまでまとまりの良い姿にはならないと思います。素晴らしい! ベスパンチューンが施されたカブ90最終モデル、キレイに乗られてますね。 おくさん画のキャラやライダーズPITのステッカーが満載です。特にサイドカバーのあだたらカブミーの歴代番号札は光栄であります。良く剝がれないなと感心(^^) ホンダ創立50周年を記念して3000台販売されたリトルカブ初の限定モデル。初代C100と同じマルエム・ブルーの車体色や、キーが50周年特製など現在でも人気が高い車両です。 本車両は昨年75㏄→88㏄へとスープアップ手術を受け勇ましい排気音となっていました。そろそろ慣らしも終わり、峠の軽量戦闘機の降臨間近です(^^) 右:クロスカブ('16) オーナー:らすたまんKさん まだカブ歴1年との事ですが、もうかなり手が加えられたクロスカブ、125㏄化、全塗装、etc.…考え付くところ全てカスタムされている感じです。ご本人はyoshidonさんのご同僚との事で、激しくカブにハマられたようです。 yoshidonさん所有の快適クルージング車両、この日はお嬢様がライドして来られました。 日本販売元のエンデュランスにてチューニングされたE/gはトルクもりもり仕様で、もはや線の細いカブの印象は無く、軽二輪と同等の走りをします。 燃費も国内110と同等との事で恐れ入ります。もう鉄カブには戻れないと思いきや、yoshidon氏の好みはリトルカブなのも興味深いところ。 '90頃の車両だと思われますがエンブレムは'80年台初期のものを装着、サイドカバーのデザインもカスタムされレトロっぽさが増しています。 ヘルメットでお顔が隠れてしまいましたが、初期の頃のC50あんどんカブです。オーナさんからも'70年式との回答を頂きました。 ホワイト80km/hメータ、ダウンドラフトキャブ、1-N-2-3のシーソー式チェンジ、ほぼ当時のままの実動車両です。 今回の総合司会は福島出身の芸能人でありアルピニストの「なすび」さんでした。 アシスタントさんとの軽妙なトークで会場を沸かしてくれました。 この後、実行委員長挨拶、田村市長挨拶と続き、集合写真撮影を経てイベントスタートとなりました。 ウルトラクイズは地元三春町、田村市にまつわる出題が続き、残り10名程度になったところでなすびさんの記念Tシャツがプレゼントされました。 さて、参加車両拝見の続き、後半戦を… センター木箱が特徴的なC70、実はエンジンもスゴいんです(^^) 水本MFマフラーは太く迫力のある排気音が特徴。 あだたらカブミーの常連さん、チームオッサーンの方の車両になります。 …正直これを見た時は身震いが止まりませんでした。この車両、何が凄いって…エンジンがインジェクションのカブ110のものへ移植されています! もちろんポン付けは不可能、マウントから全て別物です。気が遠くなるほどの現物合わせでの削り&計測&調整の繰り返しだったことでしょう、チェンライン一つでも大変な作業なのにその行動力&技術力には脱帽です。 見た目は古カブ、中身は最新エンジン、真似できる人はそうそういると思えません、鉄カブ乗りの夢の一つを具現化したマシンではないでしょうか。 走行性能や燃費も気になります! いつもは唯一無二のカスタムを施したJA07プロで登場のガーさんですが、今回は主に通勤用として使用しているカブ110でのご参加です。普段使いとはいえ、さりげなくFディスク化されているあたりはガーさんらしい仕上がりの一台です。 ガーさんご本人は東京の方です、福島でバイクイベントがあるたびに当然のように参加され、もうすっかり常連さんとなっておりますが、毎回たいへんな移動距離だと思います、はるばる福島までありがとうございます。今後もどうぞお気を付けてお越しください。お土産もありがとうございました! この黄緑色(フィールドグリーン?)のC50、見覚えがあります。 第5回あだたらカブミーに参加頂いた仙台のIさんではないでしょうか(違っていたらゴメンなさい)。この頃は車体色が10色くらいの展開でした、その中でも明るい色調のカラーは現在となっては希少な一台。Fキャリアがカッコいいです。 こちらも見覚えのある一台、第4回あだたらカブミーで最優秀賞となったAさんのC105ですネ。 ホンダ純正のラリーキットと呼ばれる希少パーツで外装カスタム、excelアルミリム、アリゲータマフラーも装着。 前回の純正ハンドルから一文字ハンドルへ変更されておりました。しかし希少なパーツをお持ちです。 先ほどのC50と非常に似ていますが、別の車両です。ただでさえこの年台のカブが少ないうえ、黄緑色のカブが揃うことは非常に珍しいです。 こちらもコンディションは良好です、年式は'75~'76だと思いますがあくまでも推測です。 こちらはNさんの吊カブですね、廃棄寸前の状態からここまで再生されました。極力当時の状態を保持したままの再生はたいへんな苦労だったと思います。 現存数が一気に少なくなる吊カブは、'60年初頭までの生産(台数は不明)といわれます。※同年、鈴鹿工場がラインオフし大量生産となるが吊カブではなくなる 私自身、このカブより古いカブはお目に掛かったことがありません。 オーナーさんは10年前に手に入れて以来ずっと乗り続けているとのこと。 ヘッドライトケースを艶あり塗装、Fキャリアは取り外してスッキリと見えます。ステンレスマフラー、KYBショック等専用パーツも装着されておりました。 しかし一番の注目はリアBOXとヘルメットのウェザリング塗装!これがなんともカッコイイ! 希少な一台です、コンディションも良好でオーナーの愛情が伺えます。 当時のC100シリーズの上位モデルとして差別化を図って登場した原付二種専用設計モデルで車名に"スーパー"が付かない、OHV86.7㏄、通称ラージケースと呼ばれる大きいクランクケース、大容量燃料タンク5.5Lが特徴。この後OHC89㏄エンジンを搭載したCM91へモデルチェンジし、同年の内にニューボディを与えられC90となる。CMの名称は僅か2年で静かに消えることに。 私では判断が難しかったのですが北米輸出仕様のCA100だと思います。どなたか詳細をお教え下さい。 マイルメータ、大型ライセンスプレート、Honda50エンブレム、タンデムステップ、ダブルシート、車体色スカレーット…。ウインカーは日本の交通法規に合わせオレンジ色にしたのか、元々設定があったのかは分かりかねますが、実動車両は初めて見ました。程度も非常に良く、思わず欲しくなる一台でした。 また、会場では招待車両の展示も 手前の黄色がモトメンテ編集長さんの愛車、奥の水色がベスパンさんの愛車です。 共に6Vセル付、吊り下げウインカー、マイルメータ、セミダブルシートの帰国子女。逆車マニアには堪らない一台です。 田口編集長さんのはクレアスクーピーの小物入れが、ベスパンさんのはアルミリムが装着されています。 カワサキのレジャーバイクです。ついついモンキーに見えてしまいますが、エンジンは2ストローク75㏄を搭載。 恥ずかしながら私はこの車両の存在をこの時初めて知りました。年式はレジャーバイクブームが訪れた70年台後半との事。それにしてもピカピカな車両でした。 四輪の展示もありました セガ・ラリー世代にはたまらないのでは? 奥のストラトス…と言いたい所ですが、MR2(AW11、スーパーチャージャー)でした。 多くのカブ乗りさんとも会う事ができて、有意義な時間を過ごすことができました。 主催された三春藩の皆様にも感謝申し上げます。本当に大勢のスタッフさんが動いており、地域一体となっての開催、おもてなしの気持ちが感じられました。 スタッフのみなさん、運営は大変だったことと思います。楽しい時間をありがとうございました。 来年の開催も決定されたようですので、楽しみにしております。 にほんブログ村
by love_cub
| 2017-05-23 02:11
| カブミーティング
|
Comments(14)
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zQ_Qz at 2017-05-23 20:32
Fjtさん
久しぶりにお会いできてよかったです。 会場では無駄話でダラダラと過ごしてしましたが こんなに子細なカブ監査をしていたんですね。 細かいチェックとカブスペックの知識にはいつも以上に脱帽です。
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love_cub at 2017-05-24 06:08
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百豚
at 2017-05-24 19:47
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お晩でございます。シトシト降りの夜です。
まさか現地にいらっしゃるとは…ビックリする前にまた撃墜されてしまった…。 面白がってチョコチョコ集めましたが、ここに至って、自分はただ乗って遊び歩くだけの人だと、よ〜やく分かりました。 なら、使わない道具は活かせる人に渡した方が道具も幸せだという結論に達した次第。 ま〜、そのうちどっかでお会いできたらなんて思いながら、積んだ初日に撃墜されるとは、神ならぬ身の知る由も無し。 重い荷物押っ付けて、すみませんでした。
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love_cub at 2017-05-25 18:50
>百豚さん、
貴重な文献をありがとうございます、決してネットで売りさばいたりはせず、カブの教書とします。また当時モノのカタログ等もありがとうございます、特にセローの物はびっくりでした(^^)感謝です。
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四キロワット
at 2017-05-25 20:59
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fjtさんのblog更新楽しみにしておりました❗~
会場に別車両で一般参加してましたぁ~ ( ;∀;) カブは一休み中です❗~ 鉄カブFiを軽く見抜く当たりは流石ですねぃ~✴ 本人もblogを見て『この前声をかけてくれた人かな~』なんて言ってましたョ❗ それにしても福島のカブームは熱いですねぃ~✴ あだたらカブも楽しみにしております🎵~ ((φ( ̄ー ̄ )
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官房長官
at 2017-05-26 22:26
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love_cub at 2017-05-27 06:56
>四キロワットさんお世話になってます、
会場ではお会いできず失礼しました。見学車両の駐車場にあった綺麗なルネッサはやはりそうでしたか!よりカフェレーサー調な仕上がりに感心しました。今見ても色あせないデザインがイイですよね、F周りの流用もたいへんだったとお見受けします。 あだたらカブミーも…続けることにしました、昨年と同様の時期になりそうです。ゼヒ遊びに来てください(^^)
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love_cub at 2017-05-27 07:08
>官房長官さんどうもです、
先日はブロ友さんとお会いするの久しぶり&山越えをしての長官さんを見たらつい嬉しくて自然に握手を求めていました。 私もそっちの気…よりは長官さんがガ○さんを覚醒させたのを見て同じ匂いを感じたので正常なエロ中年だと自覚しております(^^)
貴重なカブや車両がいっぱいだったんですね(´∀`*)
相変わらずfjtさんのレポは読みごたえがあって勉強になります~ 福島にいる時に、三春カブミーも 無理やり休んで行けばよかったです(泣) 暑くて大変でしたね(^^;)お疲れさまでした~
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love_cub at 2017-05-29 17:46
>マルコメさんご無沙汰しております、
カブをゆっくりと見てまわるには良かったです。オーナーさんに話が訊きたいカブも多数ありました。 三春カブミーは、一大バイクイベントとして完成されたカタチですね。
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でんりゅう
at 2017-06-04 22:46
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こんばんは!お久しぶりです(^^)
今年もカブミー行けなかったけど、fjtさんのおかげで今年も楽しいです!ありがとうございます!実はひそかにfjtさんの解説つき愛車紹介たのしみにしてました。いつも楽しい記事をありがとうございます。
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love_cub at 2017-06-06 10:14
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yayoi9355 at 2017-06-21 14:32
はじめまして!3回目とは思えないほどすごい規模になっていますね。カブの生命力、繁殖力?のなせる技でしょうか。。^^ 滝桜は何年か前に見に行きましたが、あの時はカブではなかったので今度はカブで行ってみたいと思います(笑)とても詳しいレポート、とても楽しく拝見しました。またおじゃまさせていただきます^^
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love_cub at 2017-06-23 10:05
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