GW前半の話になりますが、SRXを冬眠から目覚めさせた時のことです。
リア周り換装が完了したので試走行待ちでした。 今シーズン火を入れるのも初めてだったため、各部のチェックをしながら始動準備に取り掛かりました。 SRXは異常なほど振動が激しく、各部が緩みやすいため入念にチェックします。 次に燃料コックを開けます。 SRXには燃料コックが2箇所あり、タンクの裏に隠しコックがあります。 こちらが通常の位置にあるコックです、 SRなど、ヤマハの負圧系コックの場合は、 RES - PRI - ON となります。 OFF位置がありませんが、キャブ内が負圧状態になった場合のみガソリンが流れる構造になっているため、常時ONで構わない設計です。 では “PRI” とは何ぞや? となりますが、PRIは負圧・正圧に関係無くガソリンが流れます。 これはガス欠になった時など、燃料ラインにエアーが入った場合に強制的にガソリンを送る時に使用するためのものです。 ちょっとややこしいですね。 エンジンオイルは交換期に差し掛かっていたので交換しました。 プロステージS 10W-40 2.1L バッテリーは冬眠前に外して置いたものを再度充電しました。 タイヤは空気圧を低めておいたので再度充填します。 さあ、これで再始動の準備が整いました。 例年だと外気温にも左右されますが、キック30発くらいで目覚めていました。(失敗してカブらせることが多いため・・・) そこで今回は、yoshidonさんの裏ワザを拝借しました。 そう、手キャブヒーターです。 キャブ内のガソリンが揮発し始動が容易になる裏ワザ(都市伝説?)です。 一発で掛ると気持ちいいだろうな~、なんて思ったりしながら触れる範囲を温めます。 さあ、掛けてみますか、 ・イグニッションON ・キルスイッチ確認 ・ニュートラル確認 ・チョーク全閉 ・キックをゆっくり踏み、圧縮上死点を越えたところでホールド キックレバーを一番上まで戻し、最後まで踏み抜きます。 「ボッ、ボゥ」 ・・・やっぱり一発では無理か。(^^) しかし、裏ワザが効いたのか、何とキック4発目で!無事始動しました。 「ダッ、ダッ、ドドドドドッ・・・」 不思議なもので、毎年この壊れているような鼓動で気持ちが駆りたてられます。 「決して急がせないバイク」 SRXは速いバイクではありません、むしろ遅いと言った方が適切です。 600㏄という排気量に期待をして購入すると落胆は激しいと思います。特に高速巡航は苦手でリッターバイクと一緒にツーリングに行くと、乗り換えを決意する人も多いと聞きます。 エンジンは古めかしく、 もっさりと回るパンチの無い特性です。かといって低速トルクがある訳でも無く3千回転以上回さないと全く走りません。 美味しいところは4~6千回転と極端に狭く、峠では気忙しいシフトを強いられます。 キック始動は中途半端に暖まっている時(ガソリンを入れて会計を済ませたくらいの時間)が一番危険で、一度しくじると簡単には掛かりません。 そんなときは諦めて20分くらい待つしかないのですが、マスツーリングでは足手まといと感じる方も多いはずです。 きっとSRXにしてみれば 「まぁ待てよ、ひと休みしていこうぜ」 なのだと思いますが、それを許せるかどうかが分岐点となるバイクです。 ただ、人ひとりを乗せてスポーツ走行するには充分(42馬力)な動力性能なので、使い切れるパワーがマニア人気の一端かもしれません。 YAMAHA SRX(600/400) ・車両寸法: 2085✕705✕1055㎜ ・軸間距離: 1390㎜ ・乾燥重量: 149㎏ ・空冷単気筒 OHC4バルブ ・排気量: 608㏄ ・最高出力: 42ps/6500rpm ・最大トルク: 4.9kg-m/5500rpm ・ボアストローク: 96.0✕84.0㎜ ・定地走行燃費: 39km/L(60km/h時) ・トランスミッション: 5段リターン ・タイヤサイズ: F100/80-18、 R120/80-18 ・販売価格: 548,000円 軽量コンパクトな車体にビッグシングルを搭載したロードバイク。機能性を犠牲にすることなくGKデザインによるシンプルな中にエンジンの骨太さを強調するマッシブで美しいスタイリングを最後まで優先させたヤマハ渾身の一作。 アルミやステンレスの素材感を活かし、当時としては徹底的に質感にこだわった異色のバイクとしてデビューしました。 ※私のSRXは2007年に県内の方より譲り受けたものです。 以下、アップデートの履歴です。 ※振動でテール廻りが破損、落下したため 2012年、 カーボンーパーツのクリアー塗装 現在ではKTMなど更に高出力な水冷シングルの台頭により、性能は較べるべくもありませんが、モーターサイクルの楽しさは数値ではない事を気付かせてくれる一台です。 28年前のバイクになりますが、素直な回頭性と大排気量単気筒ならではの一発を感じるエンジン特性により、中低速コーナーの連続するワインディングを「タタタッ」と駆けるのはまさに爽快の一言。 ヤマハらしい端正なフォルムと質感のある作り込みは、磨くもよし、眺めるもよしの正統派シングルスポーツといえます。 「SRXの生誕」 時は '80年台後半、空前のバイクブーム。 各メーカーのレプリカ群が毎年のようにフルチェンジするスペック至上主義、フルカウル&マルチが飛ぶように売れた狂気の時代でした。 そんな世にSRXは送り出されます。 「くたばれ、お気楽パコーン」 SRXの開発を語る上で必ず出て来るフレーズです、 何にでも手を出すが飽きっぽい、当時の若者へ「ハリセンでパコーン!」と一撃を喰らわせたい。また、そうした風潮へのアンチテーゼとしてヤマハが放ったのがSRXでした。(こうしたバイクを開発できる余裕があったのもまた事実なのですが) 608㏄という特異な排気量は、鈴鹿8耐のレギュレーションが600㏄以上だったことから、ベースとなったXT600(595㏄)のエンジンを1㎜オーバーサイズして608㏄としたと言われます。 「バイク好きが本当に乗りたいバイクを」 「こだわりを持ったライダーは共感してくれるだろう」 当時の 開発陣の考えです。 SRXはその流麗でモダンなスタイリングとは裏腹に、単発600㏄をキックのみで始動させなければならないという、当時としても硬派(※死語)で、エンスー路線を狙ったバイクでした。 ・前後18インチ、Fダブルディスク(400はシングルディスク) ・タンデムステップがスイングアームにある ・テールカウルに「SUPER SINGLE」のステッカー ※Ⅰ型のデザインが最も秀でているという事は全てのSRX乗りの認めるところである。 「大人のスポーツシングル」 今でこそSRXのイメージはこんな感じですが、当時は「スポーツバイク =マルチシリンダー」の時代で、単気筒はスポーツバイクに向かないと言うのが定説とされていました。 当時のヤマハの技術があればDOHC、5バルブも可能だったと思いますが、シングルらしさを追及するとOHCという結論に達し、「余計なものは一切足さない」という一貫したコンセプトで開発がなされました。 ・F17インチホイール、320フローティング&4ポッドキャリパー ・ビッグバルブ化、クランク・オイルポンプ・ロッカーアーム強化 ・セカンダリーキャブビッグバルブ化(600のみ) ・タンデムステップがフレームへ移動 ・5速ギアのロング化 ※TZRと同等の足廻りを奢られたビッグマイナーチェンジ、同時に5kgの軽量化も果たしている 当時はまだネイキッドやビンテージなどというジャンルはなく、古めかしさの象徴であった単気筒エンジンを積みながら、デザインや足回りを現代風に仕立てたSRXは「ネオクラシック」や「モダンシングル」などと呼ばれ人気を博します。 ・前後ラジアルタイヤとなる、 チェーン520→428へ ・アルミウインカー、ステンレスボルト採用、荷掛けフック追加 ※信頼性、静粛性と共に徹底した質の向上を図ったキック最終モデル SRXはデビューからの5年間で4回のモデルチェンジ(うち一回はフルチェンジ)を受け、そのほとんどが足回りに重点を置いたものでした。 その乗り味がレプリカ人気の一段落したバイク誌では絶賛され、「SRX =無類のコーナリングマシン」としてのイメージを強く定着させていきます。 ・CAE設計フレーム、アルミスイングアーム、モノショックサス ・前後17インチホイール、φ38フォーク、異径4ポッドキャリパー ・セルスターター ※フルチェンジでセルが付いたモデル。 高年式で人気も高いが、600は台数が少ない。 抑揚のあるタンク、サイドカバーからつながるカウルの粋な処理など、ボリューミーな中にもヤマハらしいこだわりが見られるデザイン。 ウエストのキュッ!と締まったセクシーなフレームワークは車体剛性の向上にも貢献している。 性能とデザインが精練されたこの後期型以降の人気は非常に高いが、マニアの中では前期型との棲み分けははっきりしている。 よりクラシカルな前期型を好む向きには、迷いが感じられるテールカウルやシートフレームの処理を敬遠する意見も多い。 「キックでなけばSRXとは認めない」とか言う人は皆無だと思うが、もしいたとすればセル付きがうらやましいだけの僻みである。 ユーザーの要望に沿ったモデルチェンジであったが、販売面では苦戦を強いられることに。 「シングルブームの到来と終焉」 ライバル機種のグースやサトゥルノなどが出てくると、「スポーツシングル」という言葉も一般的となり、シングルレースも盛り上がりを見せます。 サーキットにおいても元々の素性の良さと一日の長があるSRXは常勝マシンとして名を馳せ、一時期シングルブームの立役者となります。 しかしあくまでも世間の主流は4気筒マシンであり、バイクブームの陰りから販売数は減少。 対照的に生産中止の噂から堅実なセールスを記録していたのがSRでした。 ヤマハ陣営は「SRを消してはならない」 と判断、なんと!後継モデルであるSRX(それもモデルチェンジしたばかり!)を先に生産中止にするという前代未聞の決断をします。(これがのちに賢明な判断となり、SRはロングセラーモデルとなります) ・塗色の変更、サイドカバーのステッカーが立体成型に ※最終モデルとなる こうしてSRXは'91年(400は'96年)、そのあまりにも短い生涯に幕を下ろします。 「単気筒の未来」 2000年台に入ると空冷シングルはトラッカーやストリートバイクというジャンルで幅広く採用され、小粋な街乗りバイクのエンジンとして見直されます。 しかし、折からの排ガス規制により現在では多くのモデルが消滅しています。 FI化で復活を遂げたSRのように、現代の基準でSRXを復活させてほしいところですが、ヤマハの一つの結論として「空冷シングル=スポーツバイク」の方程式は成り立たなかったのでしょう。現在では3気筒や270℃クランク2気筒などがそれに代わる存在になったのかもしれません。 見果てぬ夢、バイクブームの終焉と共に姿を消したSRX 不遇だったと言えばそれまでですが、デビューが20年遅かったら驚異のスポーツシングルとして世を席巻しているSRXに私たちは出逢えたのかもしれません。 今回は大好きなSRXについて語ってみました。 にほんブログ村
by love_cub
| 2013-05-11 00:31
| 愛車紹介
|
Comments(18)
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sirocub110
at 2013-05-12 10:06
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こんにちは
確かに日本のバイクが世界を席巻したころはスペックが重視されてましたよね 私もその一人でしたよ でも最近は特にバイクは感性で操る乗り物だと思っていますけど・・・ 田舎の一本道をカブでトコトコ走ってると気持ちいいですよね=33 楽器メーカーでもある繊細な物造りのできるヤマハさんに SRXの復活を期待しましょう
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love_cub at 2013-05-12 10:46
>sirocub110さんおはようございます、
私もsirocubさんの意見と同じです、どれだけ速いかではなく、乗った時の気持ち良さを求めるようになりました。 同時にバイクはオーナーを表す乗り物であるとも思います。 普段使いやツーリングではカブは最高の相棒ですよね。 デザインを別部門としているヤマハには魅力的なバイクが多いですね。SRXは是非復活させて欲しいバイクですが、復活するとしたら電動バイク「SRX-e?」になっちゃうんでしょうね。(^^)
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でんりゅう
at 2013-05-13 00:47
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シングルスポーツ、粋に感じます
>どんなに速いバイクでもいずれ慣れます、その時にバイクに残る魅力を考えSRXにしました。ドカティへステップアップを考えていましたが、もう7年になります。
空冷単気筒は(カブもそうですね)基本に立ち返らせてくれる、そんな一台だと思います。
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通りすがり
at 2014-04-19 17:09
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カブの調べ物している間に、SRXの燃料コックの画像が目に入り辿り着きました。自分もSRX6-III型(ボロですが)とカブ70を所有しています。読ませて頂きましたが「決して急がせないバイク」の所は全く同感ですね、『まぁ待てよ、ひと休みしていこうぜ』なんという自分がここにいると驚いてしまいました。特にガソリンスタンドや走行疲労時の点火失敗が(^^;)
最近はカブ旅の魅力にはまってしまい、SRXは休暇中…カブはタンク容量位しか文句のつけ様が無く、どっちも自分のペースで走れる相性の良いツーリングバイクですね。
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love_cub at 2014-04-20 00:36
>通りすがりさん初めまして、
私と同じ境遇の方がおられるとは!嬉しいです。 個人的にSRX-6(それもキック)とカブ70はどちらも通?マニアック?なバイクと思います。(^^) Ⅲ型は乗ってよし、磨いてよしの綺麗なバイクですよね、私も最初に買ったのがⅢ型でした。 カブとSR系、どこか似た匂いがするんですよね、乗ると長くなるバイクです。(^^)
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3SX
at 2014-09-17 22:52
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love_cub at 2014-09-18 03:15
>3SXさん
初めまして、縦型だと馬力絞り出せそうですね、Apeは楽しいバイクだと思います。 しかしGSR750に負けないのはスゴいですね~、私は勝てる気がしません(^^;) 今後ともよろしくお願いします。
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ヨッシ
at 2014-09-18 09:06
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>ヨッシさん
先日はお世話になりました。 SRXはシンプルなところが良いですよね、あまりメンテ費用の掛からないバイクなのでなんとか維持できています(^^) サンパーは確か鋳造担当の工場が焼失したとの話でしたね。 SRX、乗るなら今ですよ(^^)
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taka
at 2015-05-08 20:34
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50歳を過ぎたリターンライダーです。
免許を取った当時はレプリカ(バイク業界)全盛で免許取り、 SRXにあこがれ、当時(20代)は250に乗っていました。 今やっと、あこがれのSRX600に乗っています。 たしかにずっと乗ってはいませんでしたが思い入れのあるバイクです。 ここを見つけて思わずコメントさせてもらいました。
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love_cub at 2015-05-09 12:24
>takaさんはじめまして、
SRXのご購入おめでとうございます(^^) カウル無しのバイクが珍しかった当時においても美しいバイクでした。年齢を経たら乗りたいと思わせるバイクでしたね。 私は1度乗られればと思って買いましたが、手放せなくなりました(^^) 今後もお立ち寄り下さい。
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アオちゃん
at 2017-08-16 21:33
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第1回カブに参加させて頂きました あおです こんばんわ srxも乗っているのですね 私もsrx6のほう持っています サイドカーにしてあるのですが サイドカーにしてもキビキビ
走るので楽しめますね srx ミーティングもあったらいいなと思います。
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love_cub at 2017-08-18 23:08
あおさんこんばんは、
サイドカーにされているのですか、SRXミーティングでは目立ちそうですね。 SRXミーティングですが、福島でも過去に2回ほど開催されました。主に走って楽しむことがメインの集いですが、普段はめったに見ないSRXがズラっと並ぶと壮観でした。
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今はFZ
at 2017-09-29 21:08
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SRX!
懐かしい!! 初めて買った新車はSRX-4でした。 2年位乗って事故で潰してしまいましたが、バイクのいろはを教えてもらいました。 その後、初めて作ったレーサーも、SRX-6でした。 6は車体やエンジン、足回りの加工、セッティングを勉強させてもらいました。 格好良く、スタイリッシュで懐かしく、最高の相棒でした。
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love_cub at 2017-09-30 14:08
>今はFZさん
初めまして、当時SRXを新車でお買いになるとはお目が高いですね(^^) 性能には現れない質の高さ、シンプル&コンパクトな真面目過ぎるロードバイク、いまだにSRXに代わるバイクが出て来ないのもマニア人気の高さでしょうか。 今後ともよろしくお願いします。
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charlie
at 2019-04-23 21:05
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今日は
10数年ぶりにバイクライフにもどりました。 1985年、22歳の12月に中型二輪を取得した頃、世間はレーサーレプリカ全盛期。 さてバイクは何にしようかなと思ってる時、何気なく入ったバイク屋さんに ワインレッドのSRX limited edition がありました。 チョット予算が足りなくてオヤジに少し出させて新車で購入。 乗って帰ってきた時、家の前の道路に少し雪が積もってて確かコケたんだよね。 翌年、確か真っ黒に近いモスグリーンのlimited edition が発売になり 山道でコケてタンクの凹こませたついでにその色にチェンジしたのも懐かしい思い出です。 今年に入ってそう言えば、後数年で還暦だよなと、、、 バイクに乗るなら今しか無いと、、、いつも見ていたヤフオクでその同型バイク( ワインレッド)を落札。 少しずつ自分でメンテして先月末、無事に車検合格。 まだ、山道は走っていませんが、近所を流すだけで、あの若い時の記憶が蘇って きますね。 42歳で大型二輪に限定解除したけど、敢えて399ccにしました。もうチョット ライディングに自信がついたら608ccに載せ替えるか、23歳の時に憧れた 初期型、シルバーのSRX-6を買い足すかもしれません。 SRX発売当時のポスターカレンダー、55rpm、取扱説明書は今も持って ますよ。
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love_cub at 2019-04-27 02:08
>charlieさん初めまして。
SRXはなぜか気になってしまうバイクですよね、性能的には語る所はありませんが、人馬一体となれる走り味と、全体の佇まいが好みでなかなか手放せないでおります(^^;) SRXと言えば600を連想させますが、ゴロゴロしたフィーリングの600より、軽く回る400のほうが普段乗りには適していると思います。2台持ちは考えたことがありませんでした!
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