あだたらカブミーティングが終わり、自由な時間ができました。
そこで、以前から懸案だったセロー“息つぎ”を解消すべく、キャブをバラしてみることにしました。 まずはタンクを外します、セローはメンテの事を良く考えて造られているため、この状態まで5分とかかりません。 インマニ側のインシュレーターのバンドを外し、キャブを左に振ります、エアクリーナー側に少し押し込むと簡単に外れます。 この状態でワイヤーやホース類を外します。チョークワイヤーは途中で分割できる構造のため、作業が大変楽です。 外れました、大きなキズや汚れもなく、割と良い状態と思います。 上部のダイヤフラムカバーを外すと、スプリングが「びよよーん」と出てきます。 ダイヤフラムにも目立った傷などは無く、これが原因では無さそうです。 フロート室にアクセスし、ジェット類を点検します。 メインジェットはデフォルトの♯122.5番が着いていました。 細かなワッシャーが付いていたりと、何かと気をつかいます。 パイロットジェット、パイロットスクリューも取り外します。 フロートバルブもチェックしたかったのですが、フロートピンを抜くポンチが無いため、今回は省略です。 キャブクリーナーで漬け置き洗いです。 でも、思ったほど汚れてはいませんでした。 外したジェット類はエアーで吹いて、通りを確認しました。 念のためフロートの油面高さもチェックします。 14.5㎜です、規定値が14.1~15.1㎜なので問題無しです。 あとは逆手順で組み上げるだけです。細かな部品を忘れないように・・・。 夜遅かったので、組み上げの画像はありません。 そして、次の日試走させてみたところ・・・。 あれ・・・?、治って・・・、いないじゃん! 息つぎの症状は、ほとんど改善されておりませんでした。 うーん・・・、何なんだろう・・・。 セロー225でよく聞くのが「2次エアーの吸い込み」です。 ダイヤフラム、インシュレーター、エアクリーナーなどの亀裂やキズなどからわずかなエアーを吸い込むことで、調子が悪くなるそうです。 今回、確かに隅々までは点検していないので、原因を突き止められませんでした。 でもまたバラしても見付けられないとヘコむしなぁ・・・、とりあえず普通に走る分には問題ないしなぁ。 と、悪魔のささやきが・・・。結局悪魔に負けてそのままです。 症状としては1~3速で顕著に現れるのですが、アクセルをガバッと開けて加速体制に入った時(追い越しなどの場面)、“ガクンッ”と一瞬ガス欠のような状態が訪れます。 スローからメインジェットに切り替わるあたりなのかな・・・。セローの性質を考えると林道トコトコでは全く影響しないので我慢して乗ることも可能ですがネ・・・。でも気分が悪いです。 ジェットやニードルを濃い目にしたりして、ごまかして乗っている方もおられるようですが、解決策とまでは言い難いです。 ダイヤフラム類とインシュレーター類を交換すると、パーツだけで2万円くらいになるでしょうか。 巷で評判のPWK28キャブが買えてしまいそうです。いや、買ってしまいそうです、私。 こうして電装関係が解決したかと思ったら、今度はキャブで迷宮に入りこんでしまったようです・・・。
by love_cub
| 2012-09-13 19:39
| セロー225
|
Comments(2)
|
カテゴリ
フォロー中のブログ
外部リンク
最新のコメント
以前の記事
2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2022年 10月 2022年 09月 2021年 08月 2020年 08月 2019年 12月 2019年 11月 more... 最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
ブログパーツ
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||